さっぽろ創世スクエアの概要

さっぽろ創世スクエア 地区の概要

大通公園と創成川が出会う札幌の中心部「創世1.1.1区」。時計台やテレビ塔など、札幌を代表する観光スポットが点在し、地下鉄3路線(南北線、東西線、東豊線)が合流する大通駅の近傍です。JR札幌駅からも約700m、地下歩行空間の開通でますます便利になりました。なかでも、「北1西1地区」の再開発は、このエリアの新たなまちづくりをリードするプロジェクト。未来の扉を開くべく、わくわくするような計画が動き出しています。

そうせいさんくと、呼んでください。

創成の響きを残しつつ、札幌の未来をここから創造しようとの思いを込めた「創世」と、エリアを構成する「大通東1丁目」「大通西1丁目」「北1条西1丁目」の3つの1丁目からなる「1.1.1」。「創世1.1.1区」は平成10年、一般公募により命名されました。

魅力的な立地を生かし、市民が誇れるまちづくりを。

創世1.1.1区という魅力ある立地にありながら、これまでは北1西1地区の大部分は駐車場が占めており、必ずしもベストな利用がなされているとはいえませんでした。このエリアがもつ可能性は未知数であり、札幌市の計画のなかでも、魅力的で活力ある都心のまちづくりを先導するエリアとして考えられています。当地区は、創世1.1.1区のリーディング・プロジェクトとして、札幌都心の再生に向け、さらなるポテンシャルを引き出しながら、人々が集い、誇りに思えるまちづくりを目指していきます。

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さっぽろ創世スクエアのアート作品紹介

国松 希根太 / Kineta Kunimatsu

HORIZON

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刻々と変化する自然の色彩と、その中に浮かび上がる大地と空の境界をとらえ、木板に描いた作品です。どこまでも広がる抽象風景は、水面や湿原の空気感、雪の質感など、道内の人々には覚えのある記憶を呼び覚ますきっかけを与え、道外からの来訪者にとって新しい体験と知への刺激となるでしょう。

EVENT HORIZON

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「HORIZON」の縦シリーズとして、地球の輪郭を見るように、地平線を宇宙的な構図で捉えています。果てしなく広がる宇宙に想いを馳せ、すべては想像(創造)から始まることを予感させる作品です。

これら2つの作品は建物内の表裏に位置し、水平と垂直、風景の境界と輪郭を描き、見る人の想像を掻き立ててくれます。

長谷川 仁 / Jin Hasegawa

HEART BOUNCE bench

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一つに連なる丸いフォルムは、この場所に集い出会う人々の弾む心や飛び交う会話を表現しています。様々な個性が出会い交わることで、まだ見ぬ新しい物語が生まれます。ここから何かが「はじまる」ことを期待、予感させるアートベンチです。 オフィスを訪れる人々に、和みのある憩いと集いの場を与えています。

渡邊 希 / Nozomi Watanabe

舞 -MAI-

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やわらかな心地、艶めく色。劇場の幕が開け、舞うようなドラマティックな瞬間を乾漆で表現しています。古代から未来へと時代を超越した「漆」という素材のもつ力強さとたおやかな質感で、今まさにここから何かが始まるという予感や臨場感、心躍るような出迎えの場をつくりました。 立体的な造形や陰影が、どこから見ても変化に富んだ姿をみせてくれます。

谷口 顕一郎 / Ken’ichiro Taniguchi

凹みスタディ
-札幌のかたちを巡る2018-

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    札幌かたち図鑑
    札幌の凹みスタディ
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    札幌のかたち

札幌を上空から眺め、市街地と自然、水際の境目などの輪郭を写しとった「札幌のかたち」。「札幌のかたち」を河川の流れ等で51個に分けた「札幌かたち図鑑」。それらをさらに蝶番でつなぎ、折りたたみながら造形した「札幌の凹みスタディ」。3つの作品を巡ることで普段暮らしている札幌の街に新たな発見をもたらす。